モデル・モデル事務所代表
大友美紀子
滝川市出身。1971年3月30日生まれ。TVCMや広告、雑誌などでモデルとして活躍する傍ら、モデル事務所ジェードモデルズの代表も務める。月に1〜2回の休日は休息にあてることが多い。趣味はマッサージとストレッチ。洋服を買う際は、必ず試着をしてラインを確認。自分に似合う洋服を見つけるコツは、「自分の好きな服と似合う服は違うこともあるので、人の意見を聞くこと」だそう。
jade.2001.82@mountain.ocn.ne.jp

日々続けている美容法は半身浴とブリージングストレッチ。「ブリージングストレッチは、ストレッチに呼吸をあわせていくのですが、簡単で効果的。TVはお風呂用。汗をたっぷり流して新陳代謝を促します」

週に2〜3回、事務所でウォーキングの指導も行なっている。レッスンでは“ジョーバ”に乗った後にブリージングストレッチ、ウォーキングの順番で行なう。

東京でのモデル時代。憧れの全国誌「ミセス」に掲載された大友さんのページ。
気になるカバンの中身
- フェラガモのカバン
- 「3年前から仕事用に使用しているもの。A4サイズのコンポジットや資料が入るので重宝してます」
- コンポジット
- 広告代理店や制作会社に営業に行く際に持参する、所属モデルのコンポジット。いくつものポーズやシーン、メイクで構成され、オーディション変わりに見せることも。
- プラダのお財布
- 「金色のお財布は風水的にいいと聞いて(笑)。人にもらう方がいいというので、仲良しの3人で一緒に買って交換したもの。それ以来、調子いいですよ(笑)」
- お化粧ポーチ
- ポーチの中はコンシーラーにマスカラ、アイシャドウ、リップ、ビューラー、ファンデの6アイテムのみ、とシンプル。
- スケジュール帳と携帯ストラップ
- 「どちらも風水に基づいて選んでます。干支の携帯ストラップはDrコパによると運が良くなると(笑)。いいと言われることは何でも試してみます」
バックナンバー
いじめから多くのことを学んだ10代
ファクトリーの CM や広告でもお馴染みの大友美紀子さんは、ファッションショーや雑誌などでも活躍中の現役モデル。一方、 28 人のモデルを抱えるモデル事務所の代表という顔も併せ持つ。「とにかく仕事が大好き」という大友さんの、元気の秘訣を探る。
滝川市の出身で、高校卒業までは地元で過ごした。ちょうど 10 代はじめの多感な頃、学年中からいじめを受けていたという。
「小学 6 年と中学 1 年の 2 年間は誰とも口をきいてないんじゃないかな。靴の中に雪や腐ったみかんの皮が入っていたり、昼休みに呼び出されて囲まれて罵倒されたり。あまりにも苦しくて、何度も死にたいと思いましたが、 1 日も学校は休みませんでした」
今考えると、これまでの人生のなかでも、いじめられていた 2 年間ほどキツイ時期はなかったが、それでも無駄な出来事ではなかったと当時を振り返る。
「子供だからどうにもできなくて耐えるしかなかった分、ものすごく精神力が鍛えられたんです。ここまでの衝撃を真髄まで叩きこまれるという経験は、逆に貴重だなって。だから、おかげさまで自分は絶対に人に対して優しくしようと思ったし、意地悪や嫉妬心は全くなくなりましたね」
「今もいじめが社会問題になっていますよね。私は、いじめられている子の気持ちが分かるので他人事ではないんです。ほんとに大変だと思うんですが、後から考えると無駄なことばっかりではなくて、良かったと思えることもきっとあるはず。だから辛い時こそ得してると思って乗り切るしかないんです」
この業界に入ったのは 19 歳の時。スカウトされたのがきっかけだった。陸上部に所属していた高校時代は部活一辺倒で、本人曰く「練習に忙しくて、オシャレとか考えてる暇なんて全然なかった(笑)」。
特別な夢もなく、 19 歳当時、すでに就職していたため、モデルは土日のみのアルバイト感覚。部活で鍛えられたたくましい足腰ではオーディションも惨敗な結果に終わり、モデルとしてやっていく自信もなかった。
ところが会社の仕事に比べて、モデル業は「自分じゃなきゃダメ」という環境だと感じ始めた。自分を必要とされることに惹かれ、仕事をモデル一本に絞り、本格的にダイエットやウォーキングの自主練習をスタートする。
「半身浴やマッサージ、骨盤体操にストレッチなど、ありとあらゆることを試しました。食事もそばだけとか、こんにゃくだけとか。結局、偏ったことはダメだと後で気付くんですけどね」
後悔したくない、と決めた 28 歳での上京
ようやく 24 歳でモデルとして食べていけるようになり、 27 歳で独立。それから 1 年後、東京で挑戦しようと思い立つ。それなりに仕事があるのに、とか年齢がいき過ぎているのでは?など、先輩やスタッフは賛否両論だったが、 28 歳でついに上京を決意。
「昔もこういうことあったなって思い出して。だったらやらないで後悔するより、ダメ元でもやってみようって」
東京進出にあたっては、いくつかの目標があった。それは全国誌に出ること、資生堂の仕事をすること、東京コレクションや海外のブランドのショーに出演すること、の3つ。
「東京ではオーディションが多くて 1 日 10 本あることもあるんですが、受かるのは 100 回に 1 回くらい(笑)。鍛えられましたね」
その後も努力を重ね、目標をすべて達成したのは 2 年後。ようやく東京での仕事が順調に回り始めるも、またもや転機が訪れる。
30 代に突入し、先への不安を感じ始めたことが引き金となった。
「結婚もまだピンとこなかったし、かといって、これからだんだん年をとっていくなかで、いつまでモデルを続けられるかと考えて…。でもこの業界は大好きで携わっていたいと思った時、以前から考えていた事務所設立のタイミングなのかなって」
大変な出来事もすべて糧にする
6 年前に「ジェードモデルズ」を札幌に設立し、所属モデル 5 人のところからスタートしたのが、今や 28 人の大所帯。各モデルのマネージャー業、スケジュール管理、ウォーキングレッスンから会社経営までこなす。
モデルだけをしていた頃とは一転。社長として営業も大切な業務のひとつだ。例えば、所属モデルを売り込みに行った営業先で、他事務所のモデルを薦める、なんてこともある。
「企画や媒体、イメージを伺った時に、先方の求めるイメージが他の事務所のモデルの方がいいと思った場合は、“この子の方が合ってると思います”と薦めるんです。何故かというと、私も先方も共通して求めていることは“いいものを作ること”。たった1つの仕事を奪い合うよりも、いいものを作った方が媒体効果も高まって、次に予算ができる。その間に自分を高める努力をしていれば、必ずまたチャンスは来ますから」
事務所設立当初、モデル事務所同士が競い合い、仕事を取った取られたというトラブルも結構あったのだという。
そんな時も、大友さんは過去のいじめによる経験があったため、前向きに乗り越えることができた。
「悪意で自分の事務所だけオーディションに呼ばれない、なんてことも最初はあったんです。でも、意地悪をしても何の意味もない、ということは嫌というほど身に染みついていましたから、そんなことは問題でないと思えました」
頑張れば頑張るほど、自分の未熟さに悩んだり、ステップアップのための壁にぶち当たったり…。これらは仕事をしている人なら誰にでも経験があるかもしれない。大友さんは、そんな時、反省することは必要だけど大変なことは決して無駄にはならないという。
「 何か大変なことがあっても、くよくよせず、おいしいものを食べて、ゆっくり寝て乗り越えようって切り替えるようにしています。反省はしつつも落込みすぎず、自分を責めすぎず。結局は、自分が乗り越えられる程度の大変なことしか与えられてないなって思います」
現在、 36 歳の大友さん。 40 代に向けて思うところがある。
「ステキな 40 代になりたいんです。気持ちに余裕がある、大らかなおばさん(笑)。あとは子供を産んで子育てもしてみたいですね。 なおかつ仕事もずっと続けたい。ただ私は、絶対に今の仕事じゃなきゃだめってことでもなくて。時代は変わるし。だからもし、いい考えを持ってる人がいたらバトンタッチしてもいいと思いつつ、今は一生懸命、仕事に取り組んでいます 」
私のお気に入り
■扶洋薬品の美顔器

「超微粒子のスチーマーとマッサージ効果のあるテスラー、赤外線などがついた美顔器です。19歳の頃からずっと毎日愛用しています。とっても肌の調子がよくなりました」
■VIVA AQUA SKIN PROTECT(化粧下地)

「腐らない電器分解した水で出来ていて、殺菌効果が高い化粧下地です。低刺激なので肌も荒れないし、吹き出物にも効果があるので事務所の子にも薦めています」
■アロマオイル&スチーマー

「ストレスが溜まると酸欠状態になるので、よりリラックスできるように、リビングと車に置いています。香りは何十種類もあるのですが、女性ホルモンにいいというローズがお気に入りです」
【編集後記】