ウエディングプランナー
大津 知佳 (おおつ ちか)
昭和43年12月9日生まれ。札幌市出身。上越教育大学大学院修士課程修了後、サッポロコミュニケーションサービスに入社。 サッポロファクトリーのインフォメーションから営業部勤務を経て結婚のため退社。その後、ホテルクラビーサッポロに入社。顧客管理や事務などを担当した後、1997年よりウエディング業務に携わる。


華やかな当日の様子。様々な苦労を重ねてきた分、新郎新婦や親族の方々に喜ばれるのが、何よりやりがいを感じる瞬間。
気になるカバンの中身
- 手帳・カードケース・お財布
- 「サマンサタバサで揃えたもの。みんなハートです(笑)特に手帳は、風水で赤が良いと言われているそうで、この色にしました。実際プライベートはかなり充実してきましたよ。」
- 香水
- 「今日持ってきているのはイヴサンローランの『ベビードール』。パンツスタイルやスカートスタイルなど、洋服によって色々な香水を使い分けています。『エンヴィミー』も好きです。」
- パスケース
- 「特にどのブランドにこだわっているわけではないんですが、気に入ったものを使っています。これはシャネルとコーチです。」
バックナンバー
【今回のテーマ】
仕事を続ける秘訣
「苦労とかミスや理不尽なことはたくさんありますよね。そこでいかに気持ちを切り替えて行くかが重要だと思うんです。」
女性の憧れの職業であるウエディングプランナー。北海道におけるレストランウエディングのパイオニアでもあるホテルクラビー。ここで結婚式を演出し続けて 7 年の大津さん。華やかなイメージのウエディングの裏舞台とはどのようなものなのか。それを支えるプランナーからのメッセージ。
ふたりの希望は最大限実現させるためにとことんこだわる
かつて担当したお客さまに、どうしてもバイクに乗っているところをみんなに見せたいという新郎がいたんです。色々と式場をまわって交渉したようなんですが、すべての会場で「無理です」と言われたそうです(笑)。そして、わたしの所へ。最初はビックリでした。でも、わたしはどうにか実現させたいと思ったんです。試行錯誤の末、ゲストと新婦をガーデンに集め、スロープをつけて外から新郎がバイクで乗り入れることに。新婦の前でバイクを止め、新郎がブーケを渡すという演出を入れました。
基本的にわたしはお客さまの提案に「知りません」、「できません」とは言いたくないんです。お客さまの希望は最大限実現させたい。細かいところまでとことんこだわります。
ウエディング業界はすごく流行に敏感なので、あらゆる分野において常に情報収集は怠りません。また、毎回新しい気持ちで自分自身に挑戦していきたいというのがわたしのモットー。能力以上の環境に身を置くことで、自分を成長させていくんです。そのためには時間も必要ですし、様々な経験が大事ですよね。キャリアを積むことで、困難も臨機応変に対応できるようにはなります。でも、その結果生まれる「慣れ」には甘えたくないんです。お客さまの提案のさらに上を行く提案をしていきたい。そのために常に考えて挑戦していたいんです。
自分のアイデアに感動してもらえて、それが実現したときは本当に嬉しいです。本番 2 時間のための準備期間である半年や一年は、 ふたりにとっても悩んだりケンカをしたり紆余曲折があります。でも、苦労した分だけ当日の達成感は計り知れないもの。そんな中でわたし自身、表現できることは幸せですし、お客さまから「大津さんに出会えて良かった!」とか「友だちが良い結婚式だったと言ってくれた!」なんて聞くと、最高に嬉しいですね。心が通っているからこそ、いただける言葉です。お客さまと気持ちを共有できるというのが、この仕事の醍醐味ですね。
気持ちを切り替えることが仕事を続ける秘訣
ウエディングは基本的にリピーターのいない職業ですから、いつも新しい出会いの連続です。プランナーは、新郎新婦の歩んできた道に触れ、その中からパーツを抽出して式に仕上げて行くという仕事。やりがいや楽しみがあります。しかしその反面、一生に一度のイベントですからミスは許されない厳しさもあります。
休みの日でも気付いたら頭の中の 9 割は仕事のことでいっぱいです。「メールや電話が入っているんじゃないか」と心配になるし、ガーデン挙式のときなどは一週間前から毎日天気予報のチェック。挙式の前日は、準備が整っているかどうか、落ち度がないか気になって仕方がありません。当日も、色々なことがあります。たとえば、離婚した夫から出席を許されなかった新婦の母をガーデンに待機させて、こっそり再会させたり、家族が揃わなかったのを知った新婦がテーブルサービスで泣き崩れたこともありました。それだけ、お客さまの人生に踏み込む仕事なんです。華やかな舞台の裏側は、困難や苦労の連続。本当に神経をすり減らします。
どの職業もそうですが、苦労とかミスや理不尽なことはたくさんありますよね。そこでいかに気持ちを切り替えて行くかが重要だと思うんです。わたしの場合、黙っていると頭の中は仕事モードになってしまうので、家でボーッと過ごせないんです。だから、できるだけプライベートなスケジュールを充実させて、他のことに気持ちが向くようにしています。また、週に1回くらいはブライダルに携わる仕事の仲間たちと会って、共通の悩みなどを飲みながら色々と話します。「わかる、わかる!」なんて言いながら(笑)友だちに恵まれているのも大事な要素ですよね。それでスッキリすると、また次を頑張れる。ストレスをためないことが仕事を続けられるかどうかの分岐点だと思います。仕事を辞めてしまう人のほとんどは、神経をすり減らしてストレスをためこんで、耐えられなくなってしまうんですよ。ストレスを発散して気持ちを切り替えることが仕事を続ける秘訣です。
何かひとつでもいい。新たな人生に思い出を残そう
10 年前にクラビーがレストランウエディングを始めたころは、年間 20 組程度だったのが、年々増え続け、今までに 1,500 組以上のカップルを送り出しています。多いと感じられるかもしれませんが、社会的に見ると、実際結婚しているカップルの中で式を挙げるのはわずか半数なんですよ。
挙げない理由は様々です。経済的に厳しいとか、会社の上司にお願いするのは面倒だとか、誰を呼んで良いのかわからないとか。
でも、結婚式って挙げてみて初めてわかることがすごくたくさんあるんですよ。人生の新たな出発のけじめになるんです。「自分はこの人と結婚するんです」というゲストへの報告の場であり、自分たちがどれだけ今まで周囲の人たちに支えられてきたか、どれだけ祝福された結婚なのか、それを実感する場でもあるんです。また、それに対する感謝の気持ちをゲストに伝える機会でもあると思うんです。 ふたりだけの結婚式じゃないんです。
規模なんて関係ないんですよ。みなさん難しく考えすぎているのかもしれません。本当に呼びたい人を呼んで、ささやかに挙げるのも良いし、経済的にだって、どうにでもアレンジできるんです。まずはお世話になった人にお披露目することを考えて、そこからプランナーに相談するというスタートを切ればいいんです。そのためのプランナーですから。
また、式は挙げるけれど地味にしたいから特に演出はいらない、というカップルも多いんです。でも、どんな小さなことでも「何かひとつでも思いでに残ることをやってみようよ」とわたしはアドバイスするんですね。お互いの出会いとか共通の趣味とか友人などから、何かひとつオリジナルの演出を取り入れるのが良いと思うんです。そして実際にふたりらしい演出をしたカップルは、結婚記念日などに遊びに来てくれて「あの時やったことは本当に良かった」と必ず言ってくれるんですよ。数年後、初心に立ち返るきっかけにもなるし、ふたりの共通の記念になるんですよね。
個人の都合もあるけれど、もっと広い意味で結婚式というものを考えてみてもらいたいなと思います。やらずに後悔することはあっても、やって後悔することはないと思います。
今回のキーワード
「ストレスをためないことが仕事を続けられるかどうかの分岐点」
私のお気に入り
■お客様からの贈り物

「担当したお客さまからいただいた物です。引き出物とは別に、わたしのために選んでくださったり、手作りしてくださったものをプレゼントにいただきました。どれも心のこもった思い出の品です。」
■ネイル

「趣味はネイルアートです。ファクトリーにある「マリアール」に通っています。
ネイリストの方にデザインして頂いたり、自分でする時もあります。
ブライダルですので色には気をつけています。
白やピンク、うすいブルーなどが多いです。
」
■プレミアムビール
「ビールは缶ビールも生ビールも大好きです。
最近はサッポロの「贅沢モルト」が好きです。麦芽1.5倍なので、まろやかな喉越
しとコクがほかの缶ビールとは一味違います。季節限定「冬物語」も毎年この季節に
なると必ず飲みます。
ホテルクラビーの生ビールは毎日スタッフが、丁寧に温度管理やサーバーの清掃をし
ていますので、とても美味しいのです。ビール好きな方は一度飲みに来てください。」
お知らせ
ホテルクラビーサッポロブライダル新メニュー試食会
ウエディングパーティ会場となるゲストハウスバーレイにて2008年度ブライダルメニューのご試食をご用意致します。
実際の会場の雰囲気を見ながら、サービス&料理…と気になるところがチェックできます。
完全予約制ですので、試食もお好きなコースが選べます。
さらに、専属ブライダルコーディネーターにゆっくりと相談。レストランは一般営業中ですので、気軽にデート感覚で来てくださいね。
期間:11/18(日)、12/9(日)、12/16(日)
試食会:ディナータイム 17:00〜19:30
※12/9(日)はランチタイム(11:30〜14:00)でもご試食を承っております。
(上記の時間内でご希望のご試食スタート時間をお申し付けください)
【一日限定3組】
一組一組を大切におもてなしさせて頂くため、完全予約制とさせて頂きます。
試食メニューをお選びください
(ご希望に添えない場合もございます。ご了承ください)
【1】エレガンテ(会費制) 12,000円コース
【2】ブリランテ(会費制) 13,000円コース
【3】少人数制プラン 「ホームパーティWD」 10,000円のコース
【4】ファーストクラス(招待制) 15,000円コース
<試食料金>
上記【1】〜【3】は お二人様 5,000円、【4】は お二人様 8,000円
<お問い合わせ・ご予約>
ホテルクラビーサッポロ ブライダルルーム
電話:011-242-5053
http://www.clubby.jp
札幌市中央区北2条東3丁目 サッポロファクトリー西館
営業時間:10:00〜19:00