創成イーストをはぐくむ人
株式会社シェアデザイン 齊藤 隆さん
投稿日:2023.2.28
企業・団体
今回は、ものづくりを仕事にする人に向けたアトリエ付きシェアオフィス「CreativeLounge SHARE」の運営や、小学生と大人の工作と実験講座「図工ラボ」を運営する、株式会社シェアデザインの齊藤 隆(さいとう たかし)さんにお話しを伺いました。
2013年3月にシェアオフィスを開設しました。当時は全国でも珍しく、道外まで行き、オフィスに集まる人との考え方の共有や、空間の作り方など運営方法を色々と勉強しました。
シェアオフィス、シェア工房という言葉自体がないため、ここで何ができるのかを入居者に理解していただくまで苦労しましたね。コワーキングスペースが注目された時期もありましたが、ありふれた貸しスペースでは生き残れないと考え、ただの作業ではない、入居者同士の出会いや交流ができるオフィスづくりを目指しました。
起業に対する意識は、昔と比べると随分身近になりましたね。ものづくりで起業を目指す方がこのオフィスを利用され、起業して自立するためのポイントも私がレクチャーしています。趣味とは違うので、売れる商品をつくるという事は本当に難しいです。
創成イーストエリアに新しい人が集まって来ると、まちがより楽しくなっていくと思います。そのためには、これからまちの中に拠点を持ちたいと思う人から「いい場所ない?」と相談を受けたときに、エリアの中でぴったりな場所を探してあげられるようなコーディネート機関があるといいですね。
例えば、東京都台東区は、古くから製造・卸業者が集まるまちでした。台東区をものづくりの街にしよう、という取り組みが始まり、廃校を活用したものづくり学校を開いています。学校を出たら台東区へ出店を条件にアトリエ入居者を募集、審査に通ると3年間入居でき、村長と呼ばれる起業支援者に作品プロモーションから助成金申請まで、色々なことを相談できるそうです。
学校のコミュニティもあるので情報も広まり、まちの中にも新しいブランドがたくさんできる。そうやって台東区はものづくりをする人と仕組みを育てています。
東京で話題になるスポットは、昔ながらの中に新しいものがあるような場所です。おじいちゃんも知っているし、若い人にも注目されるような。
創成イーストにもそんな雰囲気がありますよね。懐かしい雰囲気もあり、小さくても個性的なお店があります。若い人、ものづくりを生業にする人がもっと集まり、まち中を巡りながら楽しめるエリアになるといいなと思っています。
シェアオフィス、シェア工房という言葉自体がないため、ここで何ができるのかを入居者に理解していただくまで苦労しましたね。コワーキングスペースが注目された時期もありましたが、ありふれた貸しスペースでは生き残れないと考え、ただの作業ではない、入居者同士の出会いや交流ができるオフィスづくりを目指しました。
起業に対する意識は、昔と比べると随分身近になりましたね。ものづくりで起業を目指す方がこのオフィスを利用され、起業して自立するためのポイントも私がレクチャーしています。趣味とは違うので、売れる商品をつくるという事は本当に難しいです。
創成イーストエリアに新しい人が集まって来ると、まちがより楽しくなっていくと思います。そのためには、これからまちの中に拠点を持ちたいと思う人から「いい場所ない?」と相談を受けたときに、エリアの中でぴったりな場所を探してあげられるようなコーディネート機関があるといいですね。
例えば、東京都台東区は、古くから製造・卸業者が集まるまちでした。台東区をものづくりの街にしよう、という取り組みが始まり、廃校を活用したものづくり学校を開いています。学校を出たら台東区へ出店を条件にアトリエ入居者を募集、審査に通ると3年間入居でき、村長と呼ばれる起業支援者に作品プロモーションから助成金申請まで、色々なことを相談できるそうです。
学校のコミュニティもあるので情報も広まり、まちの中にも新しいブランドがたくさんできる。そうやって台東区はものづくりをする人と仕組みを育てています。
東京で話題になるスポットは、昔ながらの中に新しいものがあるような場所です。おじいちゃんも知っているし、若い人にも注目されるような。
創成イーストにもそんな雰囲気がありますよね。懐かしい雰囲気もあり、小さくても個性的なお店があります。若い人、ものづくりを生業にする人がもっと集まり、まち中を巡りながら楽しめるエリアになるといいなと思っています。