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さっぽろタウンガーデナーの皆さん

投稿日:2023.9.8

企業・団体

今回は、サッポロファクトリーアトリウムに隣接する永山記念公園で花壇管理を通して花と緑のまちづくり活動を体験しているボランティアのみなさんと、花壇づくりのサポートをしている札幌市公園緑化協会 さっぽろ花と緑のネットワークの齋藤さん、武田さんにお話しを伺いました。

「今年の永山記念公園の花壇づくりボランティア活動には、5月に募集をかけて集まった20名が参加しています。5月から10月まで、午前中に花壇の草花の手入れをしています。
ボランティアを始めたきっかけは、ご近所に住んでいて活動を知った方、マンションに住んでいながら花壇づくりをしたいと思って応募した方、花の名前や特徴を覚えたいと花壇の手入れを通して学びに来ている方など様々です。私たちさっぽろ花と緑のネットワークは、花壇の整備や植物の手入れの仕方についてアドバイスを行っています。」



花壇作業中のボランティアのみなさんにも、参加したきっかけや楽しみにしていることを聞いてみました。
「もともと土木の仕事をしていて、郊外の公園づくりなどに携わっていました。まちの中の草花にも触れたいと思い、花壇づくりに参加し始めました。花壇内の草花の配置デザインもボランティアが考えています。」
「枯れているように見えても根は元気で、葉が出てつぼみがついていく成長のようすが見られるのも楽しいです。種が取れると嬉しいですし、それを蒔いて花が咲くのも嬉しいです。永山記念公園の横断歩道すぐの花壇はホワイトガーデンにしようと企画していて、アマ、ガウラ、シレネ、スズランを植えました。」





ボランティアメンバーは永山記念公園だけでなく、町内会の花壇づくりや「さっぽろタウンガーデナー」として市内の公園の花壇管理の活動に参加している人も多いそうです。
手作業で行う雑草取りや間引き作業は決して楽なことではありませんが、身近な公園の花壇づくりを通してみどりに親しめる活動は、ボランティアメンバーの心をつかんで離さないようです。
まだ草花の盛りの時期ですが、そろそろ秋の植え込みのことを考え始めているそう。
さっぽろ花と緑のネットワークは、仲間づくりや園芸講習会など花と緑のまちづくりのサポートをしています。
花壇のお手入れからつながるまちづくり活動。すてきな花壇をみかけたら、ボランティアのみなさんが心をこめて育てた草花がどんな花を咲かせているか見てみてくださいね。

プロフィール

  • さっぽろタウンガーデナーの皆さん

    取材先:さっぽろ花と緑のネットワーク
    事務局所在地:札幌市中央区北1条東1丁目6-16 ニューワンビル4階 公益財団法人札幌市公園緑化協会内
    電話:011-251-3309

    公式サイト:https://www.sapporo-park.or.jp/flowers/