創成イーストをはぐくむ人

サッポロ不動産開発・永井（以下、永井）：戸田建設さんは、札幌支店のスタッフが中心となって建設業界での女性参画活動に取り組まれていると聞きました。
働く女性のサポートをテーマにしたセミナーのプレゼン大会で、札幌支店のチームが最優秀賞を獲得されたそうですね。

近藤さん（以下、敬称略）：建設業界における女性の就労環境の改善活躍を目的とした取り組みメンバーの愛称を「けんせつ小町」と呼んでおりまして、その取り組みの一端として、戸田建設札幌支店では2018年に「ぽろ小町」を発足しました。　
技術職・事務職関係なく集まったメンバーで、誰もが働きやすい職場づくりを目指して活動しています。プレゼンではその活動の中から、「小町パトロール」や「トイレの改革」をテーマにしました。

永井：プレゼンで発表されていた女性参画に向けた取り組みについて、詳しく教えてください。

近藤：私たちが行っている「小町パトロール」では、作業所の設備や環境、ハラスメントにスポットを当てて作成した、独自のチェックシートを使用して実施しています。
例えば建設現場の事務所では、プレハブの建物の中にトイレがあることが多く、音が気になる、という声が多いため、トイレの位置が配慮されているか、消音装置が付いているか等、細やかにチェックしています。現在、その甲斐あって、現場トイレの消音装置普及率は高くなりました。なかなか言い出せなかった女性スタッフの要望や意見を取り入れていくことで、現場のイメージアップにも繋がると考えています。







永井：戸田建設さんは創成イーストエリアを拠点とされていますが、おふたりのこのエリアでの思い出やお気に入りの場所はありますか？

鈴木さん：永山記念公園の桜がきれいですね。ゆっくりお花見を楽しめるように、地元のお店が出店する飲食ブースがあるといいなと思います。

近藤：札幌まつりの神輿渡御を初めてみたとき、たくさんの人がまちなかを練り歩く姿が印象的でした。道東にいた頃に地元の人と一緒におまつりに参加した思い出がよみがえって、懐かしく感じたのを覚えています。
創成イーストエリアで気に入っている場所は、創成川公園の緑地帯です。季節ごとにいろんな花が見られるのがいいですね。樹名板もついていますから、植物の名前にも詳しくなれます。
これからも、周辺に住んでいる人、勤めている人の心を癒す、きれいな公園であり続けてほしいなと思います。







歴史ある企業でありながら、建設業界への女性参加にも取り組む戸田建設札幌支店さん。サッポロファクトリーと一緒に、女性も活躍できる社会を目指して、創成イーストエリアから情報や事例を発信していきましょう。