創成イーストをはぐくむ人

サッポロ不動産開発・永井（以下、永井）：E-LINKさんとは、創成イーストエリアで行われているイベントでよくお会いしますね。運営されている学童保育の子どもたちと、地域の活動に積極的に参画されていると聞きました。

日向さん（以下、敬称略）： NPO法人 E-LINKでは、「なまら、ツナガル」をミッションに、学童保育とフリースクールを主軸に、寺子屋、プレーパークも運営しています。大学生のボランティアスタッフと一緒に子どもたちの成長を支えながら、地域の大人や海外からのゲストなどを巻き込んで、多様な人と世界がつながる機会づくりを大切にした活動をしています。

E-LINKという団体名には、E＝education（教育）、L＝local（地域）、I=I（私）、N=neighbor（隣人）、K=kids（子ども）が、全部つながる、という意味を持たせました。
今は、都市部に住む人々の関係が希薄な時代だと言われますが、都会でありながら田舎のような暖かい関係を作りたくて、「トカイナカ」活動と呼んで、運営の大人はもちろん、子どもも一緒に地域活動に参加しています。



日向：高校生や大学生、社会人のボランティアに加え、地域企業とも連携して一緒に様々なワークショップも開いてくれて、子どもたちは活動の幅や関わる人が広がって喜んでいます。

創成イーストエリアを拠点にして、まだ3年目ですが、すでに自分の中でホームタウンと呼べるくらい、関わりが深くなりました。
神社のおまつりに屋台を出したり、近所のお店に見学に行ったり、子どもたちが地域に出ていく活動を通して、近くに気軽に話す人がいる、近所を歩いていたら声をかけ合える、そんなあたたかい思い出を、子どもたちにたくさん残していきたいです。





永井：創成イーストエリアのみなさんにメッセージをお願いします。

日向：学童保育会場の玄関には、誰にでもご利用いただける本棚「まちなかライブラリー」を設置しています。お気軽に見にいらしてください。その時に、子どもたちの様子を見たり話しかけたりして、触れ合ってもらえるとうれしいです。







地域と人が「なまらツナガル」きっかけを、子育て・教育の視点から作り続けている日向さん。創成イーストエリアで育った子どもたちが、あたたかい思い出を胸に大きく成長していけるよう、サッポロファクトリーも応援しています！