創成イーストをはぐくむ人
七福湯 有賀 則雄さん
投稿日:2022.2.21
施設
今回は、創成イーストエリアの老舗銭湯、昭和14(1939)年創業の七福湯、有賀 則雄(ありが のりお)さんにお話をお伺いしました。
※七福湯さんは、2024年3月31日で営業終了しました。この記事は、2022年2月に取材したものです。
サッポロ不動産開発・永井(以下、永井):七福湯さんは昭和から創業されているということで、有賀さんが3代目になるのですね。今日は、昔の創成イーストの様子もきかせていただきたいです。
有賀さん(以下、敬称略):古くからこの地域で営業していますので、昭和の時代から来られているお客様もいらっしゃいます。創業者の先々代は福井から移住してきて、札幌で豆腐屋などを経営していたそうです。その後、この辺りを見にきて銭湯を始めたと聞きました。私で3代目です。
何十年も通ってくれるおなじみさんにご利用いただけるのはうれしいです。設備が古くなって大変なこともありますが、続けられる限り、がんばっていきたいと思っています。
永井:七福湯ではご夫婦のほかに働いている方はいますか?
有賀:妻と私の2人で銭湯の仕事をしています。夕方まで私が、夕方以降は妻が店番をすることが多いです。
銭湯の準備は、朝、お湯を沸かすところから。お店を閉めたら、その後お掃除をしますから、1日中仕事です。一人で掃除するのは大変ですが、時々、私の子どもたちが手伝いに来てくれるので助かっています。
永井:現在は何時から銭湯を開けられているのですか?
有賀:営業時間は13時30分から21時20分頃までです。今は感染症予防の意識があって、夜になると外出する人が少ないですから、早めに閉めることもあります。遅めに来られる方は、せっかく来たのに閉まっていた!ということにならないように、事前に電話をいただけるといいですね。
定休日は水曜日です。夫婦でゆっくりできる時間は少ないのですが、お休みの日は良さそうな雰囲気のお店を見つけて、食べ歩きに出かけたりして楽しんでいます。
永井:有賀さんの創成イーストでの思い出を教えてください。
有賀:今はもう無くなってしまいましたが、昔は七福湯のすぐ近くにサッポロビールの社員寮がありました。おなじみさんもたくさんいて、銭湯が一番賑わっていた時代だったと思います。
思い出といえば、お祭りが盛大だったのを覚えています。ここからすぐの所に山車小屋があって、2頭の馬が山車を引っ張っていました。お祭りの時期には、山車を引いている人の休憩のお世話をしていました。銭湯でもおもちを用意したり、お菓子やお茶を出したりしました。この地域をぐるりと山車がまわっていて。写真が残っていたら良かったのですが…。
感染症予防で、ここ何年もお祭りはないですから、懐かしい思い出です。
永井:お仕事を続けられる中で、どのようなことを大切にしていますか?
有賀:特にこれと言えることはないけれど、お店のペースでいつも通りにすることを心掛けています。そして、来てくれるみなさんの健康も。銭湯に来てくれる方にはいつも元気でいてほしいので、調子が悪そうな人には、体調どう?今日は早く休むといいよ、と、声をかけています。
永井:創成イーストのエリアでよく行くお店、お気に入りの場所はありますか?
有賀:サッポロファクトリーによくいきます。銀行も郵便局もあって、何でも揃うので助かります。近所の飲食店やスーパーにも行きます。創成イーストのエリアの中で用事を済ませることが多いです。長年住んでいますし、一番落ち着く場所です。
永井:長年、まちの様子を見てこられて、昔と比べて変わったな、と感じるところはありますか?
奥様:昔からまちの中心部にありながら、静かに生活できるのがこの地域の良さだと感じていますので、これからも住みよい魅力的なまちであってほしいと思います。
永井:最後に、七福湯さんからこのフェイスブックをご覧いただいているみなさまへメッセージをお願いします。
奥様:七福湯の近くには、サッポロファクトリーのほか、体育館やスポーツクラブがあります。お買い物のついでに、スポーツを楽しんだ後に、ぜひお立ち寄りください。
再開発が進むエリアの一角に、昭和の名残を感じさせる七福湯。これからも、地域の方々の交流の場、健康づくりの場として活躍していただきたいです。
サッポロ不動産開発・永井(以下、永井):七福湯さんは昭和から創業されているということで、有賀さんが3代目になるのですね。今日は、昔の創成イーストの様子もきかせていただきたいです。
有賀さん(以下、敬称略):古くからこの地域で営業していますので、昭和の時代から来られているお客様もいらっしゃいます。創業者の先々代は福井から移住してきて、札幌で豆腐屋などを経営していたそうです。その後、この辺りを見にきて銭湯を始めたと聞きました。私で3代目です。
何十年も通ってくれるおなじみさんにご利用いただけるのはうれしいです。設備が古くなって大変なこともありますが、続けられる限り、がんばっていきたいと思っています。
永井:七福湯ではご夫婦のほかに働いている方はいますか?
有賀:妻と私の2人で銭湯の仕事をしています。夕方まで私が、夕方以降は妻が店番をすることが多いです。
銭湯の準備は、朝、お湯を沸かすところから。お店を閉めたら、その後お掃除をしますから、1日中仕事です。一人で掃除するのは大変ですが、時々、私の子どもたちが手伝いに来てくれるので助かっています。
永井:現在は何時から銭湯を開けられているのですか?
有賀:営業時間は13時30分から21時20分頃までです。今は感染症予防の意識があって、夜になると外出する人が少ないですから、早めに閉めることもあります。遅めに来られる方は、せっかく来たのに閉まっていた!ということにならないように、事前に電話をいただけるといいですね。
定休日は水曜日です。夫婦でゆっくりできる時間は少ないのですが、お休みの日は良さそうな雰囲気のお店を見つけて、食べ歩きに出かけたりして楽しんでいます。
永井:有賀さんの創成イーストでの思い出を教えてください。
有賀:今はもう無くなってしまいましたが、昔は七福湯のすぐ近くにサッポロビールの社員寮がありました。おなじみさんもたくさんいて、銭湯が一番賑わっていた時代だったと思います。
思い出といえば、お祭りが盛大だったのを覚えています。ここからすぐの所に山車小屋があって、2頭の馬が山車を引っ張っていました。お祭りの時期には、山車を引いている人の休憩のお世話をしていました。銭湯でもおもちを用意したり、お菓子やお茶を出したりしました。この地域をぐるりと山車がまわっていて。写真が残っていたら良かったのですが…。
感染症予防で、ここ何年もお祭りはないですから、懐かしい思い出です。
永井:お仕事を続けられる中で、どのようなことを大切にしていますか?
有賀:特にこれと言えることはないけれど、お店のペースでいつも通りにすることを心掛けています。そして、来てくれるみなさんの健康も。銭湯に来てくれる方にはいつも元気でいてほしいので、調子が悪そうな人には、体調どう?今日は早く休むといいよ、と、声をかけています。
永井:創成イーストのエリアでよく行くお店、お気に入りの場所はありますか?
有賀:サッポロファクトリーによくいきます。銀行も郵便局もあって、何でも揃うので助かります。近所の飲食店やスーパーにも行きます。創成イーストのエリアの中で用事を済ませることが多いです。長年住んでいますし、一番落ち着く場所です。
永井:長年、まちの様子を見てこられて、昔と比べて変わったな、と感じるところはありますか?
奥様:昔からまちの中心部にありながら、静かに生活できるのがこの地域の良さだと感じていますので、これからも住みよい魅力的なまちであってほしいと思います。
永井:最後に、七福湯さんからこのフェイスブックをご覧いただいているみなさまへメッセージをお願いします。
奥様:七福湯の近くには、サッポロファクトリーのほか、体育館やスポーツクラブがあります。お買い物のついでに、スポーツを楽しんだ後に、ぜひお立ち寄りください。
再開発が進むエリアの一角に、昭和の名残を感じさせる七福湯。これからも、地域の方々の交流の場、健康づくりの場として活躍していただきたいです。
プロフィール
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有賀 則雄さん
取材先:七福湯
ホームページ:北海道公衆浴場業生活衛生同業組合ウェブサイト
所在地:札幌市中央区北4条東4丁目3
アクセス:
地下鉄東西線「バスセンター前駅」8番出口から徒歩9分、地下鉄東豊線「さっぽろ駅」21番出口から徒歩9分
営業時間:13:30~21:20頃
定休日:水曜日
電話番号:011-251-6671