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お茶の玉翠園 玉木 康雄さん

投稿日:2021.1.27

小売店

今回は、サッポロファクトリー公式Instagramで過去に、【創成イーストエリアで、クオリティ「質」を創り出す人々】として、投稿した記事を紹介します。
Instagram投稿日:2021年1月27日
玉翠園 玉木さん

【創成イーストエリアで、クオリティ「質」を創り出す人々】
サッポロファクトリーが位置する創成イーストエリアで、どんな志を持って、どんなモノが作り出されているのか、私たちが気になる人々をご紹介して行きます。
~多くの人がこの魅力あるまちを訪れてくださいますように~

創成イーストエリアから発信!
vol.5:創成イーストエリアで昭和8年創業の歴史を誇る老舗茶屋「玉翠園」。
今回はこの場所でおじいさまの代からの熟成茶作りを引き継ぎ、
話題の極上お茶スイーツの生みの親でもある玉翠園社長の玉木さんにお話を伺いました。



玉翠園の「玉」は苗字の玉木から(山から採れる宝物の意味がある)。「翠」は翡翠から。
子供の頃、祖父が淹れるお茶の最後の一滴がキラリと光って「ごらん、水晶みたいだろう」と話してくれたことを今も憶えています。
ちなみに、お茶は緑の色が濃いほど免疫力を高めるビタミンA、ビタミンE、葉緑素が入っています。



玉翠園は、昭和8年にこの場所で始まりました。
お茶はとても重いので陸運が難しく、創成川の水運を使って運ぶことも考慮してこの場所に決めたとのこと。
当時西には小売店、東には問屋が並んでいて、今でも物流の歴史を感じさせてくれます。
祖父が始めた熟成茶は、京都のお茶屋さんの「あんたのところだけのお茶を作りたいなら、寒い所で熟成茶を作ってみたら?」という言葉がきっかけでした。
祖父は試行錯誤を繰り返し、苦しい状況でも大量販売の道を取りませんでした。
その決断が今の熟成茶作りのクオリティに繋がっています。
熟成茶の出来は95%が技術、あとの5%は神だのみ 







スイーツは社長の道楽。おしるこの素材はオール北海道、パフェはオールジャパン。北海道の豊かな素材をここで活かし、美味しさで感動を届け、また来たいと思ってほしい。





創成イーストエリアを愛する気持ちがこの街を作る大切なことだと思います。
歴史を感じるこの場所で仕事をしながら、今日はこれで良かったのかな?と毎日思います。
今はコロナ禍の厳しい冬の時代でも、必ず春はやってくる。その時を楽しみに待っています。 





プロフィール

  • 玉木 康雄さん

    取材先:お茶の玉翠園
    所在地:札幌市中央区南1条東1丁目1番地
    アクセス:地下鉄東西線「バスセンター前駅」2番出口から徒歩約1分
    営業時間:8:00~18:00(月曜日~金曜日)、8:00~16:00(土曜日)
    定休日:日曜日、祭日
    電話番号:011-231-1500

    公式サイト:https://www.gyokusuien.co.jp/